モノやコトの取引所
身近なモノやコトをテクノロジーによりコモディティ化し、あたかも株や債券のように取引・運用し、価値を持つ資産に変えます。金融のアナロジーでモノやコトの取引を再定義した、全く新しいコンセプトでサービスを開発しています。
日本の家計金融資産1,850兆円の内60%は60歳以上に偏在しています。金融資産同様に資産価値あるとされる不動産は1,000兆円以上ありますが、大都市に偏在しています。
一方、その他の資産はどうでしょうか。例えば、「当社の資産は人材です」という話を聞きます。日本には企業が400万社あり、大企業はその内1%です。その1%の大企業に人材の30%が集中しています。また、人材は「資産」としつつ会計的には「コスト」として計上され、一部は価値を発揮することなく埋もれていることもあります。
また、機材・道具、アパレル、高級・高額品等は、どこかの片隅で出番を待つ遊休資産と化し、そして、一般的にそれらの資産価値はゼロとされています。
これら資産価値ゼロとされるモノやコトに共通するのは、「流動性の低さ」と「コモディティ化の難しさ」です。テクノロジーを活用し、流動性やコモディティ化を高め、あらゆるモノやコトが、資産として本来持つ価値を最大限に引出し、維持し、取引そして活用可能となるようにします。
これまで価値ゼロとされてきたモノやコトが、金融資産や不動産同様に100兆円~1,000兆円の資産価値をもつ世界を実現していきます。
適用事例 ”Gear Change”β
”Gear Change”βは、機材の資産価値を見える化し、従来のCapital Gain(売買によるリターン)やIncome Gain(レンタル出品によるリターン)に加え、Creative Gain(創作によるリターン)を狙う、次世代クリエイターの「機材で稼ぐ」を変える取引所です。招待制β版として事業実証を行っています。
- 機材を登録すれば資産価値がわかります。その価値で売却できます。さらには新規機材購入時に資産価値分を差し引いた相殺決済も可能です。
- 本アプリで機材レンタルできます。レンタルして気にいればそのまま購入できる”TRY&BUY”も可能です。
加えて、次世代クリエイター向け機材レンタルを企業の福利厚生として提供、海外クリエイター来日時にホテルフロントで機材レンタルといった、より簡単かつ便利に機材にアクセスできるプログラムを提供しています。 - 機材オーナーはレンタル出品により機材を手放すことなくレンタル収入が狙えます。事業実証では月間6%リターンを出している機材もあります。
- 独自のAI画像判別ソリューション「ELFE」が機材のコアパーツを査定。査定結果は査定人の経験値等によりブレが生じるものでしたが、ELFEにより高確度・高品質の査定結果が担保でき、客観的な査定結果に基づいた公平価値での取引が可能となります。
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