競技用義足「足がない」障害者が、健常者の記録を上回ることなど以前は考えられませんでした。それが近年、徐々にその差が狭まりつつあります。選手の能力は勿論ですが、そこには技術の進歩も大いに関わっています。

遠藤謙がソニーCSLで取り組んでいる研究開発の一つに「競技用義足」があります。

先行している「ロボット義足」の研究開発で得たバイオメカニクスの知見を応用し、2020年のパラリンピックを一つの目標に活動しています。

2014年には元陸上選手の為末大さん達とともに選手を育成することを目的とした会社、株式会社Xiborgを設立。種目は100m走。そこで、選手が健常者よりも早いタイムで走ることができたら障害者への世間の見方が変わるでしょう。そのような未来を想像しながら遠藤のチャレンジは続きます。

Webサイト (Xiborg)

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