生物間相互作用データセットをオープンデータとして公開しました
南 智之
Tomoyuki Minami

Synecoculture Project
Project Engineer
全国的に高齢化、過疎化により耕作地が荒廃していることが問題となっています。
私も祖父母の住んでいた地域において、急速な高齢化、過疎化が進んでいく過程を直に目の当たりにし、強く問題意識を持つようになりました。そこで小規模から、体力、余力に応じて実践できる協生農法を普及させることで、地方の耕作放棄地の問題に対応できないかと考えています。現状、協生農法の実践のためには、ある程度の経験則が必要とされますが、一般の人でも経験則なしに協生農法を容易に導入するためのシステムを開発中です。このシステムを通じて、日本のみならず世界中の人々と協力し、生物多様性のデータを収集、分析することで、誰でも容易に協生農法の導入、および人間の手による生態系の拡張の実現を目指します。協生農法・拡張生態系の研究、支援システムの開発を通じ、日本の地方のみならず全世界的な人類への貢献を果たしていきたいと考えています。
[Keywords]
Synecoculture, Augmented Ecosystem, Biodiversity, Megadiversity Management Systems, Open Complex Systems, Ecology, Agriculture, Citizen Science, Ecosystems Management, Open System Data Analytics
Worldviews
グローバル生物間相互作用データと中心性指標
拡張生態系とSynecoculture™
生産性と環境破壊のトレードオフを乗り越える協生農法