Media Ambition Tokyo

未来を創造する技術とアイデアが結合する、都市を舞台にしたテクノロジーアートの祭典”Media Ambition Tokyo (MAT)“が少し遅れて5月12日よりスタートしました。6月8日まで六本木ヒルズ展望台Tokyo City View (52F)で開催されています。

同イベントでは笠原研究員が2作品を出展しています。

■出展作品

Fragment Shadow
https://mediaambitiontokyo.jp/art/fragmentshadow/

本作品は、映像投影空間に鑑賞者の身体が入ることで生まれる影の作品である。Fragment Shadowは複数プロジェクター映像が合成される巨大な投影空間において、幾何と色彩を高精度に計算することで、光を遮断することで生まれる影の色彩を計算し、影として投射される身体表現を物理的に変化させる。その影は物理現象そのもので、無限の解像度で遅延は一切無いゆえに、圧倒的なリアリティで自己の投射を生み出す。鑑賞者の影は予期せず分断され、色彩を伴ったグラフィックとして再構成される。影の中に映像が流れ、逆に自分の影が映像の中に入るような視覚体験を得る。鑑賞者はそうした分断・再構成される影を前にして、それでも「自分」であると感じ、その自分に起こった変化を体感する。これは影という最も基本的な自己を投射する存在を異質化することで、変容した自己投射と自己の相互作用を可能にする”インタラクティブ”な作品である。

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