メンバー：堺 雄亮
正と負、静と動、秩序と混沌のように相対する概念は人類の創造行為における発想の源泉として役立ちます。本プロジェクトでは、双対な性質を併せ持つ特殊な離散構造物を設計しています。これは、対となる二つの概念を混合させた中間の概念、あるいは、意図せず生まれた新たな概念の具現化であると考えています。
生成された構造物は，建築曲面としての利用や理想的な力の分布を生み出す部材等に応用できます。また，設計された構造物の幾何形状を利用したパズルやインスタレーションのようなMath Artとしての楽しみ方も提案していきます。
