数寄屋建築の思想・技法とデジタル技術が融合した 茶室「寂隠(じゃくいん)」を公開
株式会社ソニーコンピュータサイエンス研究所(ソニーCSL)の京都研究室(室長:暦本 純一)と、株式会社ミリエームの茶美会さびえ文化研究所(主宰:伊住 禮次朗)は、『茶の湯』文化の発展的な未来を見据えた研究と実証を開始します。本実践の場として、茶美会文化研究所による監修のもと、ソニーCSL京都研究室内に数寄屋建築の思想・技法とデジタル技術が併存する茶室「寂隠」を開設しました。
茶室「寂隠」は、両社共同の活動として、『茶の湯』文化の発展的な未来を見据えて、デジタル技術の研究と実証を継続的に重ねる実践の場であり、これまでにない新しいアプローチを試みるものです。人間拡張技術などこれまでにソニーCSLにおいて研究開発してきた様々な技術を取り入れながら、茶の湯文化の本質や精神性を尊重した茶室を構築して、新たな体験の創出に取り組み、現代社会への還元を試みることで文化の発展への貢献を目指します。
暦本・伊住の両名による概要についてのプレゼンテーションはこちらからご確認いただけます。