ソニーコンピュータサイエンス研究所 京都研究の研究活動の紹介および著名なゲストの方々をお招きしたトークセッションを行う公開オンラインイベント、Research Fair 2022を開催しました。
【開催概要】
Research Fair 2022
"科学で目指す、ゆたかな未来"
開催日時: 2022年 12月 13日(火)、14日(水) 午後 5:30 〜 8:00
開催場所: 株式会社ソニーコンピュータサイエンス研究所 京都研究室よりオンライン配信
Session 1: Science, Culture and Tradition
12月13日(火) 午後6:00 〜 7:00
Sony CSL's Kyoto laboratory believes in placing technology at the service of human values. Technology is often seen and used as the antagonist of tradition, in a power struggle between ancient and modern, "conservative" insiders and "utilitarian" outsiders. In reality, science can also be used instead to support the survival of cultural aspects or even satisfy the human need for traditions by creating new ones. What are examples of such projects? How do we mediate these interactions to move from adversarial to collaborative, and empower communities with science rather than imposing technology in a top-down fashion?
登壇者:ウスビ サコ 元学長(京都精華大学)、ドミニク チェン 教授(早稲田大学)、ラナ シナパヤ(ソニーCSL京都)
Session 2: 建築情報学者と考える、未開拓分野への跳び込み方と歩み方
12月13日(火) 午後6:00 〜 7:00
建築を情報学の観点から研究する分野は古くから存在していたものの、ここ数年で大きく広まりました。そんな建築情報学のコミュニティを盛り上げ続けている立命館大学の山田悟史先生をお迎えして、まだ未開拓でコミュニティが顕在化していない分野での研究者人生をどう開拓していくかについて考えます。
登壇者:山田 悟史 准教授(立命館大学)、堺 雄亮(ソニーCSL京都)
Session 3: トップランナーに訊く、これからの研究者とは
12月14日(水) 午後6:00 〜 7:00
プリンテッド・エレクトロニクス研究の第一人者である関谷毅教授、量子コンピュータ研究の先頭を走る藤井啓祐教授のお二方をお迎えして、世界の科学技術研究をリードするトップランナーの視点から、研究者という職業の持つ魅力や次世代の研究者に求められる資質などについてお話を伺います。
登壇者:関谷 毅 教授(大阪大学)、藤井 啓祐 教授(大阪大学)、竹内 雄一郎(ソニーCSL京都)
Session 4: Internet of Brains、人間拡張、その未来
12月14日(水) 午後7:00 〜 8:00
現在、脳情報と、人工知能を代表とする情報技術との接続(インタフェース)・融合(インテグレーション)が世界的に注目を集め、各所での研究開発が進んでいます。人工知能と人間との融合は、人間とコンピュータとの新しい関係をもたらし、人間の能力を補綴、あるいは拡張していくかもしれません。本セッションでは、Brain-Machine Interface (BMI)の先端研究者であり、ムーンショット研究プロジェクト「Internet of Brains」でも勢力的に研究を推進されている大阪大学 栁澤琢史教授をお招きして、脳とコンピュータ、AIとの融合、人間拡張への展開について議論していきます。
登壇者:栁澤 琢史 教授(大阪大学)、暦本 純一(ソニーCSL京都)
【開催レポート】
【配信アーカイブ】
2022年12月13日(Session 1、Session 2)
2022年12月14日(Session 3、Session 4)