メンバー:堺 雄亮
微細構造の幾何形状をパラメトリックに設計できる円筒型の変形構造物を開発しています。この技術により、大きな力を与えても変形しにくい構造から非常に柔軟な構造まで、さまざまな力学特性を持つ構造を容易に設計できるようになります。生成された構造は、ソフトロボットのアクチュエータや衝撃分散機構、医療器具等の柔軟性が重視される工業製品への応用が期待されます。
また、伸縮と同時に大きくねじれる特異な構造も設計できます。この変形は台風や植物の葉の配列等の自然界に普遍である螺旋的な現象に類似しています。このプロジェクトでは、実用面のみならず学術的にも興味深い性質を持つ構造を生み出していきます。