1日24時間の安定的電力を10年間以上提供できるシステムの開発を目指して

〜地球上には無電化/準無電化地域が多く残っています。その結果、先進国と発展途上国の情報格差、文化格差は開く一方です。一刻も早くこの状況を解消する為、現地に対応した分散型電力システムを開発し、さらに本システムの普及速度を速める為に「電力課金ビジネス」の構築も目指すプロジェクトです。

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プロジェクト思想

1日24時間、10年間以上の1分の停電さえ許さない安定的電力の提供。そして、一刻も早く実現し、電力がもたらす様々な文化基盤の構築に貢献することを目指しています。

システムターゲット

1. 自然エネルギーを利用した電力供給
地域電力インフラの整備には膨大なコストと時間もかかります。さらに電力配線ロスも無視できません。そこで中央集権型ではなく、自然エネルギーを積極利用した「分散システム」で発展途上国の電力供給の普及を目指します。またこの思想は近い将来、先進国にも必須となる考え方で、この活動・事業化を通して将来の新技術を展望します。

2.長期間における安定的な電力供給
長期間にわたって性能保証する長寿命電池により、劣化交換などによって発生する停電状態を防ぎ、現地に徹底対応したコンパクトで使いやすいシステムを目指します。

3.高効率な電力供給システム。
自己消費電力を抑えつつ、刻一刻と変化する自然エネルギーを高効率で取り込み充電が可能で、さらに直流配電を基本とした電力アプリケーションの開発も実行していきます。(教育、医療用途など)

4.普及を早めるビジネスモデルの提供
最速で普及させるために商品コストを段階償却する課金システムの構築も検討しています。

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Energy 24実験システム (プロトタイプ)

40Wh/80Whモデル40Wh model330

ソーラーチャージャー、コントローラー、バッテリーセルがワンパッケージされたコンパクトエナジーサーバー ENG-40 (ENG-80)。ソーラーパネルはダイレクトに接続可能です。


320Whモデル

送電線は来ていても、1日あたり数時間程度しか電力が供給されないような不安定な(準無電化)地域にも対応、自然エネルギーに加えて交流グリッド充電も可能なより容量の大きなシステムです。教育、医療などの公共用途も開発していきます。

Project History

ソニーCSLは他のソニーグループやJICA、JOICFPと共に、FIFA World Cupの感動をアフリカの無電化地域に届ける活動をスタートさせました。

2010年、発電・蓄電・上演再生機器までをすべてDC駆動で実現し、過酷な環境下でも目的を遂行することが可能な、パブリックビューイングに最適化されたシステムを、まずガーナにて運用しました。

本システムは2012年第4回「ものづくり日本大賞」を受賞しています。
その後ソニーCSLはアフリカ各地で延べ35回に及ぶサッカーのパブリックビューイングに参画し、無電化地域に住む人々への電力供給の最適解を研究してきました。これまでの実証実験は以下の通りです。

ガーナからインドに至るシステムはすべてオリジナル開発されたエネルギーシステムによって行われています。

2011-2013 ガーナ
2013-2014 バングラデシュ
2015- インド  → Energy 24 Projectスタート

ご協力(ソニーグループ)
ソニー株式会社、Sony India Pvt.Ltd.、Sony Electronics Asia Pacific Pte.Ltd.、ソニーモバイルコミュニケーションズ株式会社、ソニー・エナジーデバイス株式会社、ソニーエンジニアリング株式会社