今回から数回に渡り、10月14日~16日に開催されたソニーコンピュータサイエンス研究所Open House 2015について、(株)TM Future 竹内美奈子氏にレポートいただきます。
BLOG3: 2015.11.4
ソニーコンピュータサイエンス研究所Open House 2015 レポート(その1)
今回から3回に渡っては、10月14日~16日に行われたソニーコンピューターサイエンス研究所(以下、ソニーCSL)「オープンハウス2015」についてご紹介をしたい。研究分野が多岐にわたる個々のソニーCSLの研究者の研究内容や人となりを、一度に知ることのできる機会は恐らくこの「オープンハウス」が唯一の場であろう。研究所の「ショーケース」ともいえるシンポジウムとオープンハウス(研究所公開)。これらを通して、彼らの研究内容と共に、一人ひとりのホットな視点やそこから見える未来を探ってみる。
10月14日(水)好天の午後。ソニー本社大会議場を訪れた。ソニーコンピューターサイエンス研究所「オープンハウス2015」の「シンポジウム」の会場である。会場はあっという間に埋め尽くされた。
まずは、北野宏明所長からのオープニング・プレゼンテーション。
ソニーCSLは、「人類の未来のための研究を行う」研究所である。その真意を北野さんが紐解いていく。アポロ8号の宇宙飛行士が撮影したという月の地平線から上がる「地球の出」の映像がスクリーンに映し出される。地球の概念を悉く転換させたというその映像に重ね合わせ、自らのビジョンを語る北野さん。この映像がもたらしたような、大きな概念的跳躍、視点の転換を必要とするような壮大な問題やチャレンジに、彼らは取り組む。
このシンポジウムは、現在のソニーCSLが取り組むテーマ「グローバル・アジェンダ」、そして「ヒューマン・オーグメンテーション」、この2つのセッションから構成される。「人類の地球的課題解決」に挑戦し、コンピューターサイエンスを、「人間を置き換えるもの」ではなく、「人間の能力の拡張」研究のために利用する。それは、彼らの立ち位置の宣言でもあり、決意表明でもある。改めて、ソニーCSLのエッジを明確にし、外へのメッセージングと共に、研究員たちへの使命を問うプレゼンテーションである。
そうして、北野さんがいつも口にするソニーCSLの2つの行動原理「Act Beyond Borders」そして「Think Extreme」、さらによって立つところの「Open Systems Science」について、改めて語られる。「Act Beyond Borders」「越境して行動する研究所」ソニーCSLの研究員のミッションとして「境界を取り払い」、「行動する」ことの意味と拘り。「解決する方法を見出しただけでは、解決にならない。行動せよ。」という強いメッセージが発せられる。そして「Think Extreme」。この「極限の行動をする、極限の思考をする」という行動原理、思考様式。その意味が、改めて明確に浮き彫りになったシンポジウムではなかったかと思う。後に続く、セッションやデモンストレーションで、「おお、そういうことか」と膝を打つ瞬間が何度もあった。
そして、「Deployment」。世の中に事業として展開すること。これも、ソニーCSLの特徴的な立ち位置である。ソニーの事業として、社外のパートナーと、また、「Koozyt」や「Sony Global Education」のような自らスピンアウトした企業体として、様々な形が考えられる。地球的問題を解決するための、良きパートナー探し、これもシンポジウムの一つの目的なのである。そのような意味で、「世界を良くするための『作戦会議』」としてのシンポジウムがスタートした。
セッションⅠ、「グローバル・アジェンダ」。
チェアは引き続き北野さんである。農業、都市計画、エネルギー、そして医療と、個々の研究員たちが自己のテーマを通じて「人類の未来のための研究」に取り組み、それぞれの立ち位置から問いかける。
まずは、「一万年目の農業」。舩橋真俊さん。
1万年目を迎えた農業。舩橋さん曰く「文明の1万年問題。その根本原因は農業である。1万年前に行われた『耕す』という行為が生態系を破壊する第一歩になった。」という。目から鱗である。農業により、生態系が破壊される。そして、産業革命、農業革命による人口増。そして戦争。戦争が生み出した戦車や火薬、毒ガス兵器が形を変えたトラクター、化学肥料、農薬や遺伝子組み換え作物。そうして産みだされた大規模集約型単一作物生産の農業。この「慣行農法」による単一的な農業は、経済発展には有効であるが、あらゆる過程で環境負荷を生み、環境変化には極めて脆弱である。化石燃料を使い環境と食の多様性を妨げる。
では、化石燃料を使わずに、環境と食の多様性を上げるような食料生産は可能か?
そのExtremeな取り組みが、彼の提唱する「協生農法」である。「協生農法」とは、世界中の多くの有用植物を混生・密生させ、生物多様性を上げて生態系機能を促す農法であり、植物が自発的に育つのに任せる。そのことで、生物多様性が向上し、土壌環境がよくなり、多くの動植物が補い合いながら生態系全体として生産性が上がる全体最適な成長を遂げる。さらに食物連鎖が豊かになり、生態系を全体として強くしていく。
「慣行農法」が単一要素に着目するのに対し、「協生農法」では、作物どうしや、動植物や気候と作物との応答など、その関係性に着目する(ひとつのオープンシステムの形である)。各地の協生農園で実際に行われた実験と支援システムによる調査の結果によると、生産性の揺らぎは大きいが、多品種低コストで利益率が高いことも実証された。また、作物がより多様化し、結果として保全より高い生物多様性が実現し、生態系を拡張することも確認された。さらに、彼の「協生農法」は、アフリカ・ブルキナファソのような砂漠地帯でも取り入れられつつある。小規模の農業は雇用を生み、生態系を拡張するような新たな機械産業を作ることができる。
三重県伊勢市を始めとする各地の協生農園では、0.3haで250種類の作物が育ち、絶滅危惧種を含む多様で稀少な昆虫や野草が1000種も生息する。最後のスクリーンショウに登場した蝶や虫たちが、生命の営みの新たな息づかいを感じさせる。
獣医でもあり、複雑系の研究者でもあり、農業をやりたいとソニーCSLにやってきた舩橋さん。農業の発祥から1万年経った今、彼は、改めて、科学技術を環境破壊のドライバではなく、生態系の拡張のために使うべきという。彼の研究のキーワードは、「多様性」であり、「全体最適」である。農業のような環境破壊産業を環境構築型に転換し、人間活動による生物多様性を高めていくこと、それによって得られる生態系サービスをより豊かに活用していくような文化的な多様性を作り上げること。それが、人間という種が、地球生態系で果たす役割である。正に、越境科学者である彼ならではのメッセージである。
「ウィキペディアのようにみんなで街が作れるか?」これが、竹内雄一郎さんの「問い」である。
時まさに「国立競技場」問題のさなか。市民の声が反映されない、誰のための街づくりか、トップダウン型の都市計画に対するアンティテーゼでもある。スマートシティは、今や第二次ブームを迎えている。都市計画に必要な様々なデータが集められ、リアルタイムに解析できる技術も整った。トップダウンアプローチでなく、facebook やWikipediaのようなオンライン参加型システムをリアルな街づくりに取り入れられないか?「市民の自発的な問題解決、奔放な自由表現、民主的な合意形成の積み重ねにより、絶えず新たに作り出される街。」そんなスマートシティ作りの新しいビジョン提案でもある。
但し、そのためには、削除したり、複製したり、動かしたりできない現実の街やコンクリートや石に、デジタルデータと同じような性質を与えることが必要になる。具体的には、1)建築物などに直接色や形を変えられるカスタマイズ性。2)ウェアラブルデバイスを用いてユーザの知覚を操作し、建物を変幻自在にできる対話性(例えば、空腹時に食べログの得点によって建物の高さを変えて見せてしまう)。そして、3)(今回彼が主要ツールとして取り組んだ)3Dプリンティング技術により、新たな環境の生成を容易にし、DIY的にみんなで作る街。
彼が主として取り組むのは、庭「プリンタブルガーデン」である。これは、3Dプリンタによるランドスケープと水耕栽培を組み合わせたもので、好きな庭をデザインし、色を塗る感覚で水耕栽培の培地を指定し、プリントしたものに種を埋め込んでいく。部屋の少しの隙間に庭を作る、庭を組み込んだ家具や小屋を作る、庭を空中に作る・・・そんなことが可能になる。そして、みんなで緑化をしたり、みんなで地域の生態系をデザインし、街をデザインする。
ミラノ万博でも壁面農業が展示されていたが、壁や屋根、庭などの概念も変わり、都市の概念も変わる。舩橋さんの農業ともつながりそうにも見えるし、職(食)住接近の一つの形としてもとても想像力が膨らんだ、プレゼンテーションだった。正にBeyond Bordersを感じさせるアイデア。竹内さんのなかで、庭がどのように街に広がっていくのか、機会があれば、そんな「システム」としてのスマートシティの「続編」も聞いてみたいと思う。
続く徳田佳一さんからは、「破壊的電力イノベーション:オープンエネルギーシステム」。
ソニーCSLの一つの大きな柱である、エネルギー問題。まさに「グローバル・アジェンダ」として、彼らがどんな探求をしソリューションを打ち出すのか、最も注目されているテーマに取り組む。その一つの答えが、「オープンエネルギーシステム」である。
自然エネルギーを主電力源としながらも、その弱点である時間的変動による不安定性を克服した、超分散型でダイナミックな再構成可能自律型システム「オープンエネルギーシステム」。従来の、系統連系、同時同量、売電の発想を捨てる。(火力、原子力を太陽光に)置き換えるという発想を止める。そして、小規模分散した家庭を発電所として捉え、電力相互融通で需給調整を行う、双方向直流だけで制御するDCOES(DC-based Open Energy System)。私たちの思い込みの中にある、リアルタイムの電力送配電網、太陽光発電と蓄電池はセットである、置き換えの発想からのパラダイムシフトが、既に、沖縄のOICTキャンパス内ファカルティハウスで実証実験として稼働している。そこでは「地産地消」のボトムアップな電力需給システムが実現、10カ月連続稼働中だ。
徳田さんは、映像で起きた破壊的イノベーション(テレビ放送⇒ビデオ録画⇒インタネットによる動画共有(YouTube等))のようなものを目指しているという。そこがいかにもソニー魂の持ち主らしい。徳田さんが言うように、災害多発地域や無電化地域のみならず、離島や過疎地域等、送電コストの高い地域、停電多発地域など、すぐにでも事業化へ歩を進めてほしいソリューションである。
その徳田さんも3年間の間に何度も足を運んだという、ガーナの無電化地域でのサッカーのパブリックビューイング。その映像から始まった「Power to the People」。プレゼンターは、吉村司さんである。自ら、プロジェクトを興す人と自称する吉村さんは、ガーナ、インドネシア、バングラデシュ、コードジボアールという、全て世界における無電化過疎地域に足を運んでいる。アフリカだけでも35箇所だ。
そもそもは、FIFAのスポンサーであったソニーが、ワールドカップで観客の入っていないアフリカ・ガーナ戦を観たことがきっかけだったという。こんなに素晴らしい試合をしていることを祖国の子供たちは知らない。そこに、映像を届けよう、というのがスタートだったと聴く。もちろん、通信を含む映像システム、そして電力を提供する電源システムは、彼らの得意とするところである。それらを全て再生可能エネルギーで届ける。そこからスタートしたプロジェクトチームが、バングラデシュで読書をする少女の夜に、灯りを届ける。目の前でLEDの電源が切れてしまう。そこで、24hours 10years No Blackoutの電源システム付きLEDを届ける、そのことの意味が改めて問われる。世界の人々にパワー(電源)によりパワー(生きる力であり、知的好奇心である)を届ける。
人類に貢献する、グローバルのあらゆる課題地域に目を向ける、それをわかりやすい形でアイデアからソリューションに仕立て上げる。欲を言うならば、せっかくの大画面でのシンポジウム、現地とインタラクティブに「繋がる」デモンストレーションが観られたら、どんなに会場は興奮に包まれただろうか。
「グローバル・アジェンダ」の最終テーマは、「医療」である。
北野さん曰く、この領域において、いろいろなことがわかってきて、新しいジレンマを作ってきた。「誰のための医療か?」3人のバイオメディカル研究者からの、まさに、問題提起である。
トップバッターは桜田一洋さん。「子供たちの健康な未来への支援」。
「未来の他者」への贈り物。そんな医療の可能性が彼の研究テーマだ。子供の健康問題である発達障害と喘息。その発症に大きく影響を与える遺伝形質と獲得形質。これらが最も複雑に混ざり合うのは、母親の妊娠期間から2歳まで、即ち人生最初の1000日であるという。桜田さんは、その期間の妊娠中の母親にかかる「ストレス」と子供の「睡眠」にフォーカスを当てる。環境要因や生活習慣などと共にバイオマーカーやバイタルサインなど全ての情報を生涯に渡って記録し「根拠に基づく、パーソナルな保健プログラムと予防医療」を実現するプロジェクト「ライフコース・ソリューション」を率いる。子供を持つ親ばかりでなく、現代社会を生きる我々にとって非常に注目すべきプロジェクトである。
プロジェクトでは「ストレス」の生物的メカニズムに基づき、血中の炎症性サイトカインを使い、「ストレスを定量化、可視化」する。そのプロファイリング法の突破口を開いた。また、子供の「睡眠」を、ウェアラブルセンサーを用いて自動計測し、睡眠パターンの自動分析と診断を行うアルゴリズムの自動生成にも成功した。その正答率は95%である。ここでは、ソニーモバイルコミュニケーションズ社やアートチャイルドケア社が彼らの協力者である。
医療の世界で、センサーネットワーク技術、データ解析&人工知能、バイオメディカル技術を組み合わせることで、新しい価値を創造する。しかし、桜田さん曰く、医療や健康の問題は技術だけで解決できるものではなく、灯台の役割をする「生命科学」や「自然哲学」の視点が必要であるという。桜田さんは、生命体を「ライフコース」として捉えると、人が生まれつき持つ素質に、社会や自然との関係から多様性が生まれるという。「ライフコース」の中では、病気は一人の人間という閉じた中で考えるのではなく、人と人との関係、人と社会の関係、人と自然の関係という文脈の中で理解しなければならない。
また、桜田さんは、従来の生命科学が、医療の問題を予測、操作、設計という方向に向かわせてきたのに対し、新しい生命科学では、心や体の苦しみを防ぐための羅針盤、痛みを柔らげるような傘、そして何よりも一人ひとりが自分の力で健康な生き方を見つけるという発見の仕組みへと改定すべきという。このような仕組みが整うことで、より多様で健康な未来に向かうことができる。このような「新しい生命科学」が、未来の他者への贈り物になるというのである。 彼の研究の先にある、多様な「健康」という概念への「先制医療」が私たち人類への貢献をし、桜田さんの示すように、子供たちが自分の力で心身の健康な生き方を見つけることのできる日がくれば、今よりさらに子供たちの未来が開けるに違いない。
一方、分子生物学者で分子遺伝学の研究者でもある吉田由紀さんのプレゼンテーションは、乳癌予防のための乳房切除を行ったアンジェリーナ・ジョリーの写真から始まった。彼女の問いはこうだ。「それでもあなたは知りたいですか?」
彼女の研究テーマは、「疾患リスクの診断法」である。国内患者数6万人という稀少疾患である「原発性胆汁肝硬変(PBC)」における遺伝子検査の研究成果を紹介しながら、吉田さんは問う。遺伝子検査とは受けるべきものなのか? 検査の性能(発見率、正確さ)はどうなのか? 検査結果をどう解釈するか? 果たして、子供や家族に検査を受けさせるべきか?このテーマを探求し続けてきた研究者自身のジレンマが滲み出る。
今や、誰でも受けられる遺伝子検査。その中でも癌を含めた疾患リスクが診断可能な病気は100以上にも及ぶ。(途中、北野所長の遺伝子検査の結果が紹介される。ちなみに、北野さんは、冠動脈疾患のリスクが上昇しているという結果がでたそうである。冠動脈疾患の疾患リスクが平均46.8%のところ、北野さんは63.1%。この数字をどう見るのか?これが癌であったら、北野さんはどうするのか?そして、そもそもこの検査を受けた動機は何だったのか?)
PBCの話に戻そう。発症から20~40年かけてゆっくり進行する場合もあれば、急速に進行するケースもあり、最悪の場合は、肝硬変で死亡する。進行性の患者の治療法は肝移植しかない。そもそも肝移植そのものはリスクを伴う。そのような難病のPBCにおいて進行性の患者にのみ存在する抗体がないのか?PBCの標準的進行マーカーとなる抗体が発見されたが、しかしながら、診断は100%ではない。
吉田さんは、問う。誰が、決めるのか? 「決めるのは、貴方です」と。
ここでの問題提起、桜田さんの「いろいろなことがわかった」。吉田さんからは「わかったからどうするのか?」。人間の判断に委ねられている。そのための医療システム、研究成果としての医療は、どこまで「人間の健康」、ひいては「人間の幸福」や「人間一人ひとりが納得する人生」に寄り添えるのだろうか? そもそも、私たち人間は医療と上手く付き合えているのだろうか?
そして、山本雄士さん。まさに、「医療は何のためにあるのか?」
本質的な問いに戻る。だれもが漠然と「健康でいられるため」などと安易に答えてしまいがちである。山本さん曰く、そもそも「医療のリアリティは、知ったところで誰も動いていない」ことにあるという。元臨床医でもある山本さんは、医療の「実は効いていない」「後手に回っている」「巻き込めていない」という本質的な問題を掘り起こす。これまでの医学が病気の発症メカニズムの解明やそれに基づく診断・治療方法の開発に向けられ貢献し、診断、予防の技術も進化したことを認めながら、そのアプローチ(巻き込み技術)において、「人の健康」と医療との間に実は大きな溝があることを指摘する。
医療のリアリティにおける矛盾。「具合が悪くなったら、いらっしゃい。」「妻が怒ったらなだめます。」ではなくて、「怒らすな」。「わかっちゃいるけど、始められない健康によいこと。」「健康に良いと言われた時点で美味しくない。」などと「あるある」を取り上げながら、医療の提供側の論理(いいものは取り入れるべき)と、需要側の論理(わかっちゃいるけど困るまで動かない)の矛盾、ギャップに目を向ける。
病気を治すことよりも病気にならないこと、健康で社会的存在として長く保てることに価値を置く視点。山本さんは、私たち人間が「長く健康でいられること」に拘り、医療と向き合う。彼のアプローチは、「病気にならないケア」であり、「健康に良い行動を起こしてもらうライフスタイル」である。そのために、医療を感じさせない医療技術「ステルスケア」や「ヘルスマネジメント」の実現に山本さんは取り組む。これらの「巻き込む技術」を使って、健康のための公共財である医療を本来の役割へと導く。そのことで、医療が医療を乗り越える日が待たれる。そのとき、私たちの心も持ち方や、ライフスタイル、例えば働き方はどう変わっているだろうか。
次回は、シンポジウム後半の、セッションⅡ「ヒューマン・オーグメンテーション」をご紹介したい。
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